ずっと放置していたブログですが、書きたいことができてしまい、また再開することにしました。サッカーも子育ても関係ない、自分のことです・・
それは乳癌。
人間ドッグで呼び出し、からのマンモトーム
私の勤務先では年に一回の健康診断が義務付けられています。どこの企業でもそうですよね、法律で定められているのだと思います。私の会社ではHRが個人のカレンダーに健康診断の予定を勝手にいれていくので(スケジュールの変更はもちろんできますが、その時は自分で医療機関に連絡をいれないといけません)、その時間帯におとなしく検診センターみたいなところに出頭して諾々と検査をうけます。
私は一年前から体中に原因不明の皮膚炎ができていて、長く通院もしているのでいまさら健康診断なんかいらんだろう、と思いつつも、法律で定められていますので今年も検診にいきました。身長は前年より1ミリも小さくなっておらず、体重も同じくらい。血液検査の結果も前年より良好。ややコルステロール値が高いのですが、これは完全に遺伝的な問題で、善玉も悪玉も両方高い値なので、特に問題はないということでした。
が、すべての検査を終えて、待合でまっていたところ、別室に呼び出されました。そこで「マンモグラフィと乳腺エコーの結果が思わしくないので、至急乳腺外科で診察してもらってください」との告げられた。
私は以前にも左胸に良性の嚢胞(かなんか)がみつかったこともあり、また右胸のわきには副乳があるので、それのせいかな、程度に考えていました。が、同時に一年前からの異常ともいえるような皮膚炎が実は何か悪いもののせいなのではないかなと心のどこかでも感じていました。
健康診断をしたクリニックには乳腺科もあったので、とりあえず最短で受診できる日を予約と思いつつも仕事の関係もあり、一か月後の受診となりました。
診察をしてくれたのはやさしい感じの年のころは30代半ば?いや今時はみなさん若く見えるのでもう少し年上かもしれませんが、まじめそうな女性のドクターでした。エコーの画像をみながら、私が気にしていたしこりはおそらくリンパ節で昨年から大きさもかわってないので悪いものではなさそう。しかしその奥に黒くもやもやとしたものがあるので、そこの組織をとって調べる必要がある、と説明してくれました。以前からちゃんと調べるには組織をとってくるしかないとは聞いていたので、とくに異論もなく、されるがままに診察台に横たわり処置をうけました。
で、この処置が、なんとも痛かった・・
15センチくらいの針をエコーを見ながら目的の組織までさして、そこでガチャン!と器具のみぞに組織を切り取っていれる、みたいな感じのことをします。もろん局所麻酔をしているので激痛というわけではないのですが、ぎゅーっと押される感じとかガチャン!という衝撃とかが地味痛い。。
先生と一緒にエコーをみながら処置を受ける私。「あ、針がみえてきましたね!」とか普通にしゃべって先生に「怖くないんですか?」と怪訝な顔をされる始末。何が怖いのかさえわからない私。途中看護師さんが「防水シートもってきて」とあわてて私の背中の下にシートを差し込んでいたところを見ると結構出血はしていたのかな。
3回刺すところ、一回空振りがあったらしく、合計4回針をさして組織をとりました。検査結果は2週間後といわれたのですが、これまた仕事の都合がつかず、1か月後の再診の予約をいれました。
実はこのときから、慎重に言葉を選ぶ先生の様子をみて、ダメかも、という予感はありました。それでも、看護師さんの、至急連絡が必要な場合の電話番号はこちらでよいですか?という確認を聞いて、電話がなきゃ大丈夫ってことかな、と楽観しようともしてましたけどね。