サッカー少年よ、勉強しろ!

サッカー少年から一転、2017年中学受験に向けて勉強はじめたツグオの記録。兄ナガオはサッカー三昧。

がん治療が意外に安く済みそうになったけれど、仕事はますますやめられない - Day29

検査費用の高さに辟易としている中、高額医療費の払い戻し方法などを調べておこうと健康保険組合のWEBサイトを確認していたところ、気になる記述がありました。

医療費の自己負担額

所得区分

適用
区分

自己負担限度額
標準報酬月額83万円以上 252,600円+(総医療費-842,000円)×1%
※ 140,100円
標準報酬月額53万~79万円 167,400円+(総医療費-558,000円)×1%
※ 93,000円
標準報酬月額28万~50万円 80,100円+(総医療費-267,000円)×1%
※ 44,400円
標準報酬月額26万円以下 57,600円
※ 44,400円
低所得者
(住民税非課税世帯)
35,400円
※ 24,600円

 

これは知ってるやつ。高額療養費というので、私は適用区分がアなので、例えば100万円医療費がかかった場合は上の計算式にあてはめて、自己負担額は254,180円。100万円もかかることなんてある?と思うので(*その後それくらいかかることもあることを知りました。。)、月額の自己負担MAXは25万円とみておけばよいでしょう。しかも申請しなくても自動で給付してくれるようなので手間いらず。うちの健保はいい人ねぇ。人じゃないけど。

月25万円、まぁ働いてたらなんとかならなくもないか、贅沢しなきゃさ、とは思いますが。

そしてさらにこんな記述あり。

●一部負担還元金(被保険者)、家族療養費付加金(被扶養者)等 (付加金)
さらに当組合では付加給付制度を実施しているため、保険医療機関等で受診した際の支払額(「入院」「外来+調剤」別)が20,000円を超えたときはその超えた額が一部負担還元金、家族療養費付加金等(付加金)として給付されます。高額療養費に該当しない場合でも付加金は給付されます。

え?2万円超えた分を給付してくれるの?つまり私の自己負担金の月額MAXは25万円じゃなくて2万円なの?

にわかには信じがたく、ナースの友達に聞いてみたら、「そうだよ、健保によっては2万円とか2万5千円とかが自己負担額の上限にしていところは多いよ。でも超過分は申請しないと給付されない健保が多いから、知らずに利用していな人も結構いるからいつも患者さんには注意を促している」というではありませんか。

えー、しらんかったわぁ。そういうば以前お給料に謎の付加金があり、なんじゃこれ?とおもいつつも給与明細が英語でよくわからなかった&もらえるもんはもらっとけ精神でほっておいた記憶あり。あの時は確かに病院の検査が多くて高額の出費があったときだったわ。。

付加給付金(医療機関で月額2万円を超えた部分)も自動でお給料にプラスして還付されてくれるといううちの健保。ほんといい人!人じゃないけど。

なんか経済的負担が減ってぐっと気が楽になりましたよー。高額な検査も手術もこれで怖くないぜ。怖がるべきものは他にたくさんあるのですが・・

でも、ということは、治療が続くかぎり、この健保からは離れてはいけないということで。ますます仕事がやめられなくなったということですね。とほほ。

夫に仕事の相談をすると、もう無理しなくていいよ、とは言ってくれていたのですが、この給付金のことを話したところ、「それはデカいからちょっとは無理しろ」と掌を返されました。地獄の沙汰も金次次第。