サッカー少年よ、勉強しろ!

サッカー少年から一転、2017年中学受験に向けて勉強はじめたツグオの記録。兄ナガオはサッカー三昧。

化学療法1クール、一週間の様子 - Day51

初めての抗がん剤治療からきっかり一週間が経過しました。高い頻度でおこる副作用から頻度は低いが重篤な副作用まで細かく説明されて、ドラマでみるようなバケツをかかえて背中をさすってもらう己の姿を想像したりもしていましたが、結果からいうとこの一週間でおきた副作用はほぼなく。めっちゃ普通に生活してました・・・ベースが頑丈な体です。

もちろんゼロではなく、気になったのは以下

  1. 抗がん剤投与翌日のみ、顔がほてって真っ赤になった
  2. 抗がん剤投与から3日くらい便秘(不快感はなかったので便秘という自覚はなし)
  3. 抗がん剤投与から5日くらい目の奥のあたりの頭痛
  4. 抗がん剤投与3日めに大丈夫だろうと吐き気止めを飲まなかったら翌日の午前中のたうち回る吐き気と腹痛
  5. 湿疹(正体不明の持病)のかゆみがおさまる代わりに、湿疹の跡が大きな痣のよう色素沈着。知らない人がみたら完全にDV被害者の様相。
  6. 顔全体の色がくすんで肝斑がめっちゃ目立つように

一番びっくりしたのが4の吐き気止めの服用をストップしたら、とたんにひどい吐き気に襲われたことです。この吐き気止めは症状がなければストップしてよいと指示をうけていたのですが、処方されている薬(とんぷく以外)は念のために飲んでおいた方がよいということがわかりました。

日頃薬をのまないので、こういった類の薬の効果の高さに本当に驚きます。吐き気がひどくてのたうちまわってたのも半日でケロっと治りましたから。

1と6の症状は更年期の症状に似ていて、抗がん剤を使うと卵巣の機能をとめてしまうので閉経するといわれていたので、これも抗がん剤の影響によるものかな、と思ってみたり。そんな速攻で影響が出るのかは少し怪しいですが、これも人体の不思議かもしれません。

あと、5の湿疹跡の色素沈着は見た目は悲鳴をあげたくなるくらいひどいのですが、私としては「痒いより全然マシ!」と思える状態。いやー、期待はしてなかったのですが抗がん剤が蕁麻疹にもきいたみたいでかゆみが今のところ全然なくなりました。今回の唯一のグッドニュースでしょうか。

その他副作用としては口内炎などの粘膜の炎症も予想されていて軟膏が処方されていますが、今のところ大丈夫。舌は白くなってピリピリ痛いのですが、これは体質的なものもあるので許容範囲でしょう。

今後は肌のさらなる色素沈着や乾燥、爪の変形、脱毛などが起きる予定です。今後はなるべく日には当たらず、爪の変色変形にはマニキュアでも塗るかなーと思っています。皮膚科で処方してもらったヒルドイドローションがそろそろなくなりそうなので次の診察ではこのローションも処方してもらおうと思います。肌は一にも二にも保湿です。ブラックジャックや象のエルマーのようにパッチワーク柄の私の体ですが、それでもいたわっていきたいですもの!

そうそう、薬の効果の話といえば。

日頃、午前中は全く食事をしない私。ところが、先日何だか変にごはんが食べたくなって、朝から白米(+梅干し)を食べ、プロテインバーを食べ、午前中のおやつにドライイチジクをたべてしまいました。太っちゃいけないんだけどなーとおもいつつも我慢ができない日がありまして。どうしちゃったのかな私、と思っていました。

そしてその日の夜、規定の薬を飲もうとして合点がいきました。私、前日の夜に、酸化マグネシウム錠と間違えて、とんぷくの吐き気止めを飲んでいたのですよ。そしてこの吐き気止め、主治医の先生に「これめちゃくちゃ食欲出ますよ」って言われていたやつでした。。。

みなさん、副作用対策の薬は効果絶大です!