サッカー少年よ、勉強しろ!

サッカー少年から一転、2017年中学受験に向けて勉強はじめたツグオの記録。兄ナガオはサッカー三昧。

乳房全摘出手術 入院5日目 (手術3日後)ドセタキセルの副作用が低減 - Day 259

5日目ともなると入院にもすっかり飽きてしまいました。4人部屋同室の女性2名が同時退院、私の病室はすっかり閑散としてしまいなんだか寂しい。退院していく女性に「私も連れて行ってー」と泣き縋って見ましたが「連れていきません」とばっさり捨てられましたww 短い間の「同じ釜の飯」仲間です、この先また外来で会う日を楽しみしています。

入院生活にはすっかり飽きてしまいましたが、今日のグッドニュースは、ずっと苦しんでいたドセタキセルの副作用と思われる足のむくみと筋肉痛がぐっと低減してきたこと!ラストケモが12/14だったので、1ヶ月と1週間たってやっと副作用が抜け始めたといった感じです。3週間くらい前から歩くのも辛くて階段は手すりがないと昇降できなかったほどでした。が、今は普通に屈伸ができる!正座しても太ももとふくらはぎの間にでっかいゴムボールが挟まっているような感覚がかなりなくなりました。

むくみがひどい間はふくらはぎがカチカチで手でマッサージしてもめちゃくちゃ硬くてびくともしなかったのですが、昨日あたりから片手で掴めるサイズになり揉むとちゃんと筋肉がつぶれるようになってきました。QOLは格段にアップです。

体重も入院してから1キロくらいは落ちた感じかな。手術もありそのむくみもありで体重はまだ定まりませんが体はかなり軽くなってきた感じがあります。病院食は厳格にカロリー制限しているのでこの食事が続けば痩せることは間違いなさそうです。

そして乳腺内科の主治医の先生もお見舞いにきてくれました。乳腺内科も外科もめちゃくちゃ忙しいのでどうせ忘れているだろうと期待していなかったのですが、「内科は何の役にも立ちませんが入院の際はお見舞いにはいきます」という約束を果たしてくれました。ありがとうございます、先生。

今後の治療についてはやはり病理の結果次第ではあるものの、完全奏功の可能性より、完全奏功じゃない可能性の方が高いかな、と。パージェタ+ハーセプチンになった場合、前年末に行った治療時の副作用は確かにマイルドでしたが急激な下痢に襲われて「人間失格」の烙印をあやうく押されそうになる場面もあったので、そこ注意しないとね。完全奏功「じゃなかった」場合、カドサイラになるのでそれはなんか嫌だな、といったら「カドサイラは副作用もマイルドだし治癒成績もパージェタ+ハーセプチンより少しいいから、完全奏功でもカドサイラを希望する患者さんもいるんですよー」と先生はいつもの困った顔で説明してくれました。ふむ、確かにガンの種はもう体の中にはいませんよ、といわれても万が一の取りこぼしを考えたら念の為カドサイラでやっつけておきたい、という考えになるのもわかるなぁ。

ともあれ、内科にお邪魔するのはもう少し先。退院後は2週間後に外科で傷をみてもらって、その後は5weeksの放射線治療がまっています。(これまた憂鬱・・)

退院の目安はドレーンから出ている滲出液の量が70ml/day。今のところまだ100mlくらいあるから、、あと2日くらいは病院暮らしの覚悟です。念の為仕事のPCも持ち込んでいるのでなんなら1月くらい滞在もできるけど。なーんて、絶対嫌。仕事もしたくないし!

早く家に帰りたいなー。

家から持ってきて読んだ本2冊目はこちら。幸福になるためのTIPS満載の良書です。結論はシンプルなんですけど、精神論とか誰かの思いつきではなく膨大なサンプル検証と科学的な考察に基づいているので納得感がありました。