サッカー少年よ、勉強しろ!

サッカー少年から一転、2017年中学受験に向けて勉強はじめたツグオの記録。兄ナガオはサッカー三昧。

乳房針細胞診再び -Day11

乳房に針を刺して細胞をとる検査がやってきました。以前別のクリニックでやったので二回目です。前にやったデータがあるのに、なぜ再び?と思いますが、先生曰くよそでやった検査結果はここの病院では保存することができないのだとか。(意味はよくわかりませんが、まぁ諾々と流されるのみ)

予約の時間に検査室の前で待っていると、同じ検査をする女性が複数出入りしていました。私は少し早めに到着してしまったので、私の前に検査する2名の方の事前説明を耳にすることとなり、自分の時の説明と合わせて都合三回、検査の内容の説明をうけたことになりました。検査当日はシャワーも運動もお酒もNG。血行がよくなると針を刺した箇所から出血するおそれがあるから。出血がとまらなければ遠慮なく病院に連絡すること、など丁寧に説明してもらいました。この病院の全スタッフ(事務スタッフ、看護師さん、技師さんなど)は大変に人当たりがやわらかく丁寧で親切な印象をうけます。患者の全員が癌をわずらっているから自然と優しくなるのかしら・・・と思ってみたり。ソースは曖昧ですが、聞いたところによるとストレスは癌を悪化させるというので、患者にストレスを与えないよう細心の注意を払っているのかもしれません。単にいい人がおおいだけかもしれないけどね。

そして、恐怖の針生検。エコーで腫瘍と針の位置を観察しながら、ターゲットまで直径4ミリ程度の針を差し込み、ガチャン!と腫瘍を切り取ります。

やぱり痛い。。。じんわり痛いのと、細胞を切り取る瞬間の衝撃がやたら痛い。麻酔をしているので皮膚自体に痛みはないのに、起きている神経のどこかに響いている感じ。

先生に「大丈夫ですか?」と聞かれ「全然大丈夫ではないけれど、がんばるしかないので大丈夫です!」と痛いことをアピールしつつ、検査を続けてもらいました。

3回細胞をとるところ、最後のガチャンが、「カチ」程度の音だったので、「先生最後空ぶってない?」と聞いてたところ「ダメかと思ったけど細胞はちゃんと取れてるから大丈夫!」ということでした。あーよかった。最後に腫瘍の位置にマーカーをいれて(抗がん剤をつかって腫瘍が小さくなるとどこに腫瘍があったかわからなくなるのでマーカーを置いておくらしいです。どんな形をしているのか、体の中で動かないのか不思議です。)検査終了。

前回他のクリニックで針を刺した場所はぼっこりとへこんで大きな傷あとになっていたので、また傷が増えるのかと心配したのですが、今回は前回の傷跡から針を刺してくれたので傷自体が増えることはありませんでした。そのうち切り取ってしまう乳房ですが、それでも傷が増えなかったことは少しうれしい。人間とはかくもナンセンスな生き物ですな・・

検査後は10分くらい看護師さんが全力で傷口を圧迫して止血してくれましたよ。ありがとうー。

この日は痛み止めの頓服を処方してもらい帰宅。仕事3時間ほど途中抜けしての通院となりました。とはいえ痛みのため帰宅後もあんまり仕事ははかどらなかったけど。あとなんか精神的なダメージが大きくて、ケガした熊が穴の中に隠れているような気分でその日はおとなしく過ごしました。

検査結果は10日後くらいにでるようですが、その他のすべての検査と合わせて説明を受ける予定です。

祈ったところで結果はかわりませんので、恐れることなく期待することなく日々を生きるのみ、といったところです。