サッカー少年よ、勉強しろ!

サッカー少年から一転、2017年中学受験に向けて勉強はじめたツグオの記録。兄ナガオはサッカー三昧。

メンタルを鍛えるなら1500m

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サッカーデイの日曜日。日差しは強いものの空気は案外軽くて気持ちがよい。木陰に入ると「このまま昼寝してもいいかも〜」と思える幸せな気候だ。天気もいいので、サッカーの前にツグオの1500mの走りをチェックしてみることにした。

珍しく兄ナガオも夕方まで暇していたので、ペースメーカーを頼んでみる。どれくらいで走ればいいの〜、というので5分10秒かな、というと「それくらいならいいよ〜」と引き受けてくれた。1キロ3分20秒ペースなら中学生にしてみれば余裕で走れるようだ。

ツグオには「何も考えなくていいから、とにかくナガオから離れないように走りなさい。ナガオが適正ペースで走るから。」と伝えて家の近くのランニングコースをスタート。二人の身長差は20センチくらいあるので後ろをついていくだけ、といっても結構大変そうだった。

アスファルトで少しアップダウンがあるコースなのでツグオに5分10秒はちょっと厳しいかな、と思ってみていたら兄の後ろにぴったりついて13秒で走りきった。

兄は汗が流れる程度なのに対し、ツグオは動けなくなるくらいゼーハーしている。息が上がって全くしゃべれないし、足も相当痛そう。でも最後まで絶対に離されないという気持ちがその苦しさを全部上回ったようだった。もうダメだ、と思ったらそこからいくらでもペースは落とせるし、やっぱやめた、と投げ出すことだってできる。だからこそ、何かを完遂して結果を出すにはメンタルの強さがキーになるんだと思う。

小学生の年代では心肺機能を鍛えるのは難しいので、沢山走ったからといって持久力がつくとは私は思っていない。なので何十キロもトレーニングしても仕方なく、1日2000m1本くらい走れば十分かな。気分転換と勘をよくする程度でいいよね。そして800とか1500とかはメンタルが鍛えられる種目だとも思う。限界だと思ってからもう100mを走れる強さ、みたいなのが必要とされる競技だと思うから。

 

それにしても。

兄の背中を追う弟か。なんだか象徴的な構図だったな〜。