ツグオがサピの国語ではじめて出会った話は「親指魚」だったと思う。主人公のお父さんがリストラにあい、失踪してしまう、というような話。
何やら色々考えたらしいツグオは「お母さん、この話ちょっと読んでみて」とテキストを持ってきた。
ほいほい、と読んだ母の感想。
「お父さんの失踪は正しいと思う。だってストレスで自殺しちゃう人だって多いんだよ。がんばりすぎないで逃げちゃう事だって大切だと思う。」
ツグオ、「え・・・そこ?」と相当困惑してた。期待してた返事と違う、みたいな。母としても「え?この答えの何がダメ?」と困惑してしまうけど・・。
春期講習中の国語では「母親のために買ってきた苺を母親がお客に出した話」に憤慨していたツグオに「お母さんはどう思う?」といわれ「何もおもてなしするものがないところに高級苺買って来てくれたらそりゃお客様に出すよ〜。相当ありがたいわ!」と答えて嫌われた。お母さんは子供の気持ちがわかってない、のだそうだ。
兄ナガオもよくそうやって国語のテキスト見せてくれた。ナガオの場合、私が泣きそうな文章を選んで持って来ていた感あり。そして彼の思案通りいつも母は泣いてたよ。彼には「きみの友だち」が結構つきささった風だったな。そして一番の話題作(?)は「パパラギ」だった。結構長く二人で「で、パパラギってなんだ?」みたいな話をした記憶がある。
国語Bの題材は沢山疑問の余地があって、そこでいろいろ話せるところがイイね。そういうのホント楽しい。
/*--
今日のツグオ
- 国語 7割
- 理科コアプラ 7割
- 理科デイリーチェック 9割
塾から帰ってくるとずーーーっとしゃべり続けてうるさい。どうやら授業中ずっと黙っているからその反動で家でべらべらしゃべっているみたい。真面目なのか内弁慶なのか。( ̄ー ̄?)
--*/