サッカー少年よ、勉強しろ!

サッカー少年から一転、2017年中学受験に向けて勉強はじめたツグオの記録。兄ナガオはサッカー三昧。

お盆休み

長いと思っていた夏期講習も気がつけばあと2日を残すばかりとなった。時の流れが速すぎる。このままずっと夏期講習やっていたい。試験本番なんてずっとこなくていい!と現実逃避気味な母。

ツグオは夏期講習中の国語のテキストで出会った「ぽっぽや」に心惹かれ、ブックオフで購入し、日々ちびちび読み始めた。「お母さん、これすごく泣ける話らしいよ」と私にも薦めてくるが、息子の成績に涙を流す日々を送る身としては、泣ける話など今はこれぽっちも読みたくないので丁重にお断りした。

浅田次郎氏といえば、JALの機内誌連載の「つばさよつばさ」が飛行機に乗る唯一の楽しみだったな。軽妙な語り口調もユーモアたっぷりのストーリーも読者をぐっと引き込む力をもっている。くすっと笑ったとおもったらホロリと涙させられたり、彼の文章に私はいつもいいように転がされる。

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鉄道員(ぽっぽや) (集英社文庫)

鉄道員(ぽっぽや) (集英社文庫)

 

ツグオの場合、小説が読みたいというより勉強したくない、という理由からの読書ではないか?と母は疑っている。試験前にどうしても部屋の掃除がしたくなったりアルバム整理したくなったりするのと同じ現象だ。 

私はこの小説は読んだことがないし、高倉健さんの映画というイメージしかない。が、小学生向きの話ではないだろうという臭いだけは感じている。塾の題材として取り上げられていたのは、親に子どもが捨てられるという最高に悲しい場面だった・・。サピって本当にヤな題材を国語で扱うんだよね。(確かこの先「中学受験のストレスで万引きする」みたいな話が取り扱われるハズ。)

お盆休み中の勉強についてはツグオも予定を立てて塾の先生からも「最低それくらいはやるように」と指示をうけているらしい。内容を見せてもらったら到底ムリでしょ、という計画だった。国語の有名中だけで手一杯な筈。なぜなら海水浴に行くから(!)。

先を考えると不安ばかりが増すので、とりあえず「今を生きる」的にお盆休みを満喫しよう。ヽ(•̀ω•́ )ゝ✧