ツグオが「今回の国語Bは相当難しい」といってテキストを持ってきた。子供にとっては難しい文章でもさすがにこちとら40年以上生きてる兵だよ。なめてもらっては困る、としっかり文章を読み込んだ上で思った。
いくらなんでもこれ子供にはムリじゃね?
小説の一部を抜き出しているので全体像が全く見えてこない。なんとなく大人になった主人公が少年時代を回顧してるんだな、くらいは分かるけれど、どうしてこんなにトーンが暗いのか、登場人物の関係性は一体なんなのか、が全く見えない。妹のキスとか、何かの伏線っぽいし・・。とにかくよくわからない。
この文章に対してどんな問題を出してくるのかが恐ろしく問題文もみたけど、問題自体は答えやすそうなものだった。一安心。
ツグオに、「これはさすがに難しいね。」というと、ソレ見た事かと誇らしげに言う。
「先生もすっごく難しいって言ってたもん!」
難しいことを誇ってどうする、息子よ。難しい問題を正答できたなら誇ってもいいけどさ。結局キミはちんぷんかんぷんで終わっちゃったわけでしょ?
国語Bの問題に消化不良をおこした母は、大至急図書館で「青の時間」をゲット。予想以上に分厚いハードカバーに若干ひくも、「これだけの大作からあれっぽちの文章を抜き出したのなら理解できない部分が多くても致し方ない」とちょっと安心した。とにかく全部読んでみればこのモヤモヤもすっきりするはずだ。ツグオも読みたいと言っているけれど、さすがにそんな時間はないのかなぁ。
余談・・
課題図書山積み・・先日から読んでいるタイムマネジメントの本と、ナガオにすすめられた完全なる首長竜の日、そしてこの青の時間。脳みそ3つ欲しいよ。完全なる・・はかなり早い段階でトリックに気づいたので一回読むのをやめたんだけど、ナガオに「でもその原因がまだわかってないでしょ?」といわれ、また読み始めた。ナガオは「このミス」が結構好き。きっかけは私がすすめた「生存者ゼロ」。生存者ゼロは、途中までは超面白いんだよ〜、途中一回えぇぇ、となるけど終わり方は結構スキ。