公式戦の一週間前に両足を眺めて「親指、骨折してるかも」といっていたナガオ。見ると確かに腫れている。
母:「病院いけば?」
ナガオ:「いやだ。痛くない。」
こうなると私の出番はない。昔から痛いと言わない子で小学生のときも骨折していると気づきながらサッカーの大会が終わるまで病院に行かなかった。(大会が終わって速攻で病院に行く!と言ったあたり実は切羽詰ってたみたい。即固定で1ヶ月運動禁止になった。)
今回も公式戦が終わるまでは病院に行かないんだろうなーと思ってた。ところがそれどころかサッカー公式戦の一週間先の陸上の大会が終わるまでは断固「俺は大丈夫!」の自己暗示で乗り切るつもりだという。
完全に判断を誤ってるよ、息子よ・・
ところがサッカー公式戦中のこと、相手の足裏が自分の足首に入ってしまうという事故が発生!試合は最後まで出たけれどこりゃ陸上の大会どころじゃない、ということで急ぎ整形外科を受診した。
結果は足の指はやはり骨折で即固定。運動禁止3週間。足首は今のところ骨に異常はみられないけれど二日後再受診することとなった。
よく私たちは「目の前の試合だけ考えて無理をして、それが原因で大きな故障につながったらどうするんだ!もっと先のことを考えろ!」と言ってしまう。でもね、子供にしてみれば遠い将来の自分より、目の前のこの試合に勝つことがなによりも大事なんだよね。
中学生ともなると体も大きくなりあたりも強くなる。無理をしてもう一歩踏み込んだプレーをするのがいいのか悪いのかもわからなくなる。骨折や捻挫はもはや日常といっていい。
ともあれ、しばらくはサッカーの夜練も陸上の朝練も出られないからその分しっかり睡眠をとらせよう。思いがけない休息で体がひとまわり大きくなるといいな。