サッカー少年よ、勉強しろ!

サッカー少年から一転、2017年中学受験に向けて勉強はじめたツグオの記録。兄ナガオはサッカー三昧。

子供は基礎英語を、親はペラペラ英会話を。

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Audibleお試し中の私が最近出会った一本、英会話ペラペラビジネス100 - ビジネスコミュニケーションを成功させる知的な大人の会話術 。ビジネスシーンでの英語の短い言い回しが沢山入っているコンテンツで毎日通勤途中に聞いている。Audibleのコンテンツ一覧で見つけてなんとなくダウンロードして聞きはじめたんだけど、これが存外にイイ。そうだね、そういう言い回しするよね、とか知っていることも多いけれど日頃使わないから忘れていることとか思い出させてくれる。本なら電車の中とかでしか読めないけれど、Audibleなら歩きながらでも耳からずっと情報が入っていくるので通勤時間をとても有効に使えるのが嬉しい。

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基礎英語買いました

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中学新生活に向けてもうひつ買ったもの。それはNHKラジオの基礎英語1のテキスト。

しばらく前からこの基礎英語を推奨している私立中学校が増えているような気がする。ご存知の方も多いと思うけど、このラジオ講座、英語力をつけるにはとてもよい超ロングセラー教材なんだよね。私も夫も30年くらい前?に続・基礎英語(ゾクキソ )を真面目に取り組んだ経験あり。何しろ育った場所が田舎だったのでちゃんとした英語が聞けるのはラジオ講座くらいだったし(当時の公立中の英語の先生は結構怪しい英語だった)中学生の頃は英語が話せることにすごく憧れがあったから自分でゾクキソのテキスト買ってラジオの前で毎晩聞いていた。夫と英語教材の話になると必ず「やっぱゾクキソだよね。」と意見があう。その辺の英会話教室よりずっと効果がある。唯一にして最大の問題は続けられるかどうか、なんだけどね。

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中学男子のお弁当箱考

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ここ数日、ツグオの中学入学に向けてこまごまとしたものをそろえ始めている。新しいコト・モノというのはそれだけで何かわくわくするもので、新しい鞄ひとつ眺めてもああスタートの春なんだなぁなんてそこはかとなく感じているヨ。

基本的に自分のモノは自分で選んでいるのだけど、お弁当箱だけは母がチョイスした。男子がお弁当箱にこだわりがあろうはずもないし、作る手である私が選んだ方がいいに決まっている。

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読解力に近道はないけど王道は多分ある

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国語の読解力ってどうやったらつくのだろう?と最近なんとはなしに考えている。中学受験のための読解はちゃんと塾のメソッドにそって勉強すれば算数と同じように解くことができるようになる。国語がちんぷんかんぷんな子でもある程度なら。

でも国語の読解がなんの苦労もなく理解できる子がいる。受験ではやっぱり算数が大事と思われるけれど、国語の読解の練習に時間を割かなくてよければその分算数に注力できるわけで、その意味でも国語ができるってすごく有利だと思うな。

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毒になる親

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末子も中学に入ることだし、我々も子離れしなくてはね、という話を最近友人たちとよくしている。公立中学に進学した友人たちはそれでも高校受験までは親が見守る必要があるので(ある程度口出しもする)まだ親子の関係は濃い気もするが、高校入試のない中高一貫校に入学してしまうと子供にはひたすら自立への道を歩んでいくことになる。ような気がする。そう希望する。

本来親としては「子供に親離れしてほしい」と思うものだが、最近の親(つまり私達)は子供が大好きすぎで、離れられないのは「親の方」という自覚が十二分にある。力いっぱい学校行事にも参加するし、子供たちの情報も親のネットワークを駆使して共有している。そして悪気はない行動だと認識しつつも「もしかしてヘリコプターピアレンツかも?」と若干のうしろめたさがあるのも事実で・・・

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プレ中1の勉強

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中学受験の猛烈な勉強を終えたサッカー少年は自主練・チーム練に明け暮れるようなった。あっという間に一年前の状態に舞い戻ってしまい、あんな大変だった受験期が今となっては現実とはとても思えない・・。まるで悪い夢を見ていたような気すらする。

受験期が夢かうつつかは別にして、もうすぐ中学生になるということだけは厳然たる事実として目の前に立ちはだかっている。中学入るまではのんびりしていてください、なんていうけれど、「のんびりする」=「勉強しない」というわけではないし、学習習慣というのは地頭より大切なことだと私は思っている。

というわけで、ツグオ氏スタディサプリを始めるの図。

スタディサプリ中学講座 は全ての学年、科目の授業が好きなだけ見られる。好きじゃなくても見られる。嫌いならなお見ろ。で、月額980円+税という中学受験を経て疲弊しきった家計に大変優しい価格だ。映像授業+復習問題みたいなのがあって、テキストは各自ダウンロードして印刷する感じ。

欲張って講座選択してもきっとやりきれないので、ツグオは数学(基本)と英語(基本・応用)を受講している。相当簡単だと思う入門レベルの授業にもかかわらず結構苦戦している息子を見ると本当に中学生活大丈夫なんかい?と不安になる。英語は特に最初で躓くと苦手科目になっちゃうから中学入る前に少しだけでもやっておきたい。

そして口出しせずそっと見守っている母の元には「2月15日のツグオさんの学習状況」といった「まなレポ」なるメールが毎日届く。前日の動画の視聴時間や問題の正答率なんかがご丁寧に記載されている。子供に聞くまでもなくどれくらい取り組んでいるかが一目瞭然、さすがデジタル時代。ちなみにこの一週間のツグオの動画視聴は英語と数学あわせて5時間くらいだった。ぼちぼちやってるじゃないか。

学習成果よりも今は学習習慣をなくさないことがメインな感じかな。やる気を出して全教科に取り組んでくれても全然いいし、じゃんじゃん先取りだってできちゃうんだけどね~。さすがにそんなことやるわけないか。

便利な世の中になったもので、スタディサプリのような格安教材もあれば、YouTubeには無料の教材動画だってごろごろある。クオリティだって相当いい。その気になればお金なんかかけなくても十分な勉強ができる時代なんだよね。理屈ではわかっているんだけど、どうしてそれを達成することは難しいんだろう?

そういえば先日バラエティ番組で武井壮さんが、お金がないから授業料免除してもらえる成績上位者になるために一生懸命勉強してずっと一番だった、みたいなのをやっていた。猛烈に格好いい。できない理由を数える人には絶対にまねできないことだよね。

子供の学費は私の担当(と自分で思っている)なので母はがんばって働くけどさ、子供たちにはそんな風に「一生懸命やることが一番格好いい」という感覚だけは持っててほしいな。

親に大金出してもらって大学行った私が言うのもなんだけど・・・

サピックスの先生にご挨拶をして、やっと卒業。

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子供と二人、サピックスの先生へ最後のご挨拶に行ってきた。受験終了後、先生とはお電話でお話しをしていたのでもういいかな、とも思っていたのだけど、夫の「最後のあいさつはきちんとしてきなさい。顔を見せてくれると先生はとても嬉しいと思うよ。」という言葉に背中を押された。突然訪問するとご迷惑もあるので事前に電話で予定をお聞きしてご挨拶にうかがった。

めっちゃ書き込みのある過去問と菓子折りを持って校舎に赴くと先生が笑顔で迎えてくださった。口下手な息子はあまり話すこともなくて、しどろもどろになっていたけれど、それでもどこか嬉しそうだった。なんだかんだ言ってもこの教室で過ごした一年間は楽しい時間だったのかもしれない。少なくとも未だかつてない刺激を受けたことだけは間違いない。

私も子供の通塾中は先生方とはそれほど話す機会もなかったので、こうして最後にきちんとお礼をお伝えできて気分がすっきりとした。受験が終わったあともなんだかずるずると気持ちが切り替わらなかったのはこういう行事を経なかったのが原因かもしれない。

 

校舎からの帰り道、二人で並んで歩きながら「なんかやっとひと段落ついた感じだね。これでやっと卒業だね。」と言うと「別に昨日までと何もかわらないけどね。」とツグオは笑っていた。