その昔、私はとても恐ろしい親だった。小さな事に腹を立てて、子供をよく怒鳴り散らしていた。怒鳴り散らすのはまだいい方で、相当冷たい言葉で子供を傷つけたっけなぁ。私の実の親さえも「アナタを怒らせると本当に怖い・・」と震え上がっていたくらいだからホンモノだ。(苦笑
兄ナガオが中学受験の勉強を始めた頃もよく怒ってた。勉強はしたの?どうしてそんな点数なの?真面目にやってないんじゃないの?効率を考えて勉強してるの?やる気あるの?etc..etc..
子供が怠けてるように見えてテキストをごっそりゴミ箱に投げ込んだこともあったよ。アホか、って今なら思うけど。(笑
で、当時、塾の先生に言われたんだよね。9月くらいだったかな・・。
「勉強大丈夫なの!?と怒るのは、単に親自身が不安なだけ。その不安を子供に押し付けて自分が安心したいだけ。」
目から鱗が落ちた。私の怒りは不安の現れだったんだよね〜。そいでもって、その不安感を12歳やそこらの子供に押し付けるという、なんとも情けない親だったのだ。子供の不安こそ引き受けてやるべきだったのにね。
でもそこに気づいてからは怒らない親になった。全然怒らないわけではないけれど、怒りの本質を考えるようにはなったかな。あの時気づいて本当によかったと、今しみじみ思う。
弟のツグオが受験するにあたっては私もアンガーマネジメントを勉強しようと思っている。今まで「怒りをコントロールする」なんて考えもしなかったけれど、これができるようになったら、家族も私も人生も相当ハッピーだと思う。
受験生の親って頭に血が上る場面って多い。そんな時はまず6秒数える。アドレナリンがどっとでるのが最初の6秒らしいから、ここやりすごすのが第一歩みたい。怒らないというのではなくて、怒りパワーも正しく使いたい。
でもって、本日のツグオ
- 授業前テスト 5割
- 理科コアプラス 9割
- 理科デイリーチェク 8割
- 国語デイリーチェック 8割
算数の授業前テストがまだまだ苦手。本人もなんとかしなければと自覚あるので、この一年で数こなしていこうと思う。国語は本人大満足なんですけど、全然知識足りてませんよ〜。(涙
この怒り何とかして!!と思ったら読む本 [ 安藤俊介 ] |