ファスティングとはつまり断食のこと。間欠的ファスティングとは、まったく食べないわけではないけれど、食事をしない時間をなるべく長くするというやり方。
よく食事の回数を減らすと一日の摂取カロリーが減るからダイエットに効果があるといわれているけれど、ファスティングの効果はカロリーは考慮していない。食事回数を減らすことでインスリンの分泌回数を減ることが最も期待される効果なのだ。
で、緊急に体脂肪を減らしたい私が実践した間欠的ファスティングは以下のとおり
- 月~金:朝起きてから19時までは食事をしない、19時以降は好きなものを好きなだけ、お酒も毎晩飲む。19時は速攻で帰宅したときの帰着時間。残業しちゃうとこの時間が20時とか21時とかになる。
- 土・日:三食普通に食べる。間食は一切しない。夜はお酒を飲む。
- 決め事:小麦粉を使ったものだけは極力食べない。
トロント最高の医師が教える 世界最新の太らないカラダ(←今回のダイエットのバイブル)によると、一日おきのファスティングモデルが推奨っぽかったけれど、私は土日にファスティングは無理だし平日は会社にいるので逆に毎日ファスティングできるのでこのパターンに落ち着いた。
で、間欠的ファスティング1か月の体重の変化は。
60キロ → 55.5キロ。
ゴーゴゴー!ひと月で4.5キロ減とあいなった。若干顔がやつれたような気がして、そこだけが心配だけどあとは体調も問題なく、何より下腹がへこんだのがうれしい。1-2キロは腎臓にたまっていた水分が代謝されたのが大きいらしい。確かに体がむくんでいる感じはゼロになったかな。
平日間欠的ファスティング中の過ごし方
会社で過ごしているのでただ働くのみ。脱水しないようにコーヒーを一日0.7L(利尿作用があるので本当はよくない)、水は0.5~1Lくらいは飲む
土日の過ごし方
至って普通の生活。ただ三食食べても食事と食事の間隔はちゃんとあけて間食はしない。残念ながら好きな時にチップスを食べるという習慣は断ち切らざるを得なかった・・
間欠的ファスティングはつらくないのか
結論から言うと全く平気。
朝ごはんと昼ごはんの用意をしなくていいので時間とお金が浮いた感じさえする。確かに空腹を覚える時間はあるけれど仕事しているうちに忘れてしまうことがほとんど。
個人差はあると思うけれど、私の場合は朝から何も食べない方がお腹が空かない。空腹を感じるのは血糖値が下がるタイミングなので、つまり血糖値を上げなければインスリンが分泌されることもなく血糖値が下がることもないので空腹を感じることもなくなるのかも。
食べていなくても疲れることもぼんやりすることもほとんどない。これも血糖値が上下しないことに起因しているんだと思う。
今まではちょっとお腹がすくと、すぐコンビニでおにぎりとか買ってデスクで食べていたけれど、そういうお行儀の悪いこともしなくなってメンタル的にも快適になったかなー。
間欠的ファスティングの落とし穴
これはすごく盲点だったのだけど、食事回数が減り、あまり食べなくなったらご飯がおいしくなくなってしまった!特に油の強いバラ肉なんかは全然食べられない。食べたいんだけど食べると胸やけがする。お酒もビールなんかはあまり飲めない。ワインならまぁ今まで通り飲めるかなーって感じだけれどとにかくお酒に弱くなり、酔っぱらう前に杯が進まなくなってしまった。これをヨシとする人もいるのだろうけど私的は相当さみしい。
それから、間欠的ファスティングをしてとても不思議だったのが、数日間1食生活でもそれほど体重が減らず、でもある日突然1キロくらい落ちてそこからキープ、みたいな減り方をしたこと。さらには土日に結構食べても体重に影響が出ない。グラフにすると右肩下がりの曲線ではなく階段状になる感じかな。
とりあえずはもう一月、間欠的ファスティングを続けてみてよう。
年齢が高くなると代謝が落ちるので痩せにくくなるというのが本当かどうかはわからないけれど、間欠的ファスティングなら40代後半でもひと月で4-5キロは落とせることが立証できたゾ。
とはいえ減ったのが体脂肪なのか筋肉なのか水分なのかがいまいちわからない。我が家のオムロン体重計は体脂肪率や筋肉量も測れるけれどいまいち信用ができないし・・。筋トレはやったほうがいいんだろうな。。