あれから4年。またワールドカップの季節がやってきた。
サッカー少年というには少々薹が立ってきたきらいのある息子たちではあるが、サッカー熱は冷める気配はなく、成長とともにもう生活自体がサッカーを軸にしているといってもいい状態だ。高校受験がない分サッカーと距離を置くことも一切なく、ともなれば、このワールドカップシーズンに母が口出せることなどあろうはずもなく。
朝、リビングに行くとソファーと床の上に夫と息子たちが横たわっている。起きなければ、でも眠いという葛藤にもぞもぞする姿はウォーキングデッドのよう。4年前も毎朝こんな感じだったな、と思いつつ、でも体が大きい分4年前よりリビングが狭く感じる。眠い目をこすりながらなんとか起きあがっては試合のハイライトを話はじめるツグオ。きっと4年後も同じ光景を目にするに違いない。
ご存じのように今大会のグループリーグは予想を裏切る展開が多い。ウルグアイがエジプトに辛勝、アルゼンチン・アイスランドが同点、ドイツがメキシコに黒星、などなど、ツグオのTOTOはすでに見込みなしの状態だ。
さらにはインターハイや中学総体の行方も気になるところだし、サッカー少年たちにはまさにお祭り騒ぎの季節だね。
学校の宿題とか期末テストに向けての勉強とかやらなきゃいけないことはたくさんありそうだけれど、息子たちの脳内にはそんなキーワードは全く存在していないに違いない。
4年たってもやはり思う。サッカー少年に勉強をさせるのはなんとも難しい。
(Appendix)
来年はラグビーワールドカップ2019日本大会!これまた楽しみすぎ。