サッカー少年よ、勉強しろ!

サッカー少年から一転、2017年中学受験に向けて勉強はじめたツグオの記録。兄ナガオはサッカー三昧。

算数プリントに青息吐息

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お正月三が日は天気も良くて気持ちが良かった。半月くらい前は「寒すぎる」と腹を立てていたような気もするが、何しろ記憶力が乏しいので最近は「今年は暖冬だなー、これが温暖化?頑張れパリ協定」とか相当油断している。ところが今朝は小寒、憎らしいくらいに季節は暦に正確なようで、これからまた冷え込んでくるらしい。

例年センター試験の日は天気が崩れるから、受験生の母としては心してかからなければならない時期だ。毎年思うんだけどさ、入学試験って夏にやってくれないかな。せめて秋。それならインフルエンザの心配も雪の心配もなくて、試験を終わらせてからスッキリと学校で思い出作りでもして卒業できるのにさ。一年で一番入学試験にふさわしくないシーズンが2月だと思うのだが。文科省はその辺どうお考えなのだろうか。立ち消えになった秋季入学案より、春季入学だけど試験は夏、みたいな案をブラッシュアップして欲しい。

カンワキュウダイ。

それにしても受験シーズン直前のこの冬休みは算数をよく解いた。子供ではなく私が。冬季講習中のツグオが持って帰る算数の宿題で解答のないものがあり、初見の問題で手も足もでないので塾に持って行く前に答え合わせをしたいというのだ。で、不承不承私が解くはめになったわけだ。

悲しいことに、冬季講習は毎日あるので、その日子供が持って帰ったプリントはコピーをとって翌朝までに解かなければならない。家事はほっぽりだしてしまったが、リビングで鬼気迫る表情で算数に取り組む私をみかねた(慄いた?)夫が夕食の片付けは全部やってくれた。

ツグオが自分の宿題を終わらせて私の作った解答を見て答え合わせをする。一応考え方がわかる程度の図式は入れているので、それ以上は何も解説しない。滔々と解説するくらいなら「お母さんバカだからわかんない」と言い切る方が子供には有益だ。実際私バカなのか?と思うくらいこの算数プリントには時間がかかるし。3時間くらい余裕でかかる時もあって、解けるけれどこんなに時間かかるんじゃ入試じゃ完全にアウトだとがっくりする。

一方で、中学入試の算数って本当に面白いとも思った。特殊算の解法をしらなくても大人の思考力や論理力、推理力を駆使すれば一応解ける。だから余計に「こんなの数分で解ける子供って!?」となる。12歳にして大人レベルの思考力って練習でつくものなのかな。それとも半端ない数のバリエーションの問題にあたっているから解法の糸口がつかめるのかな。

この調子でいけば私も難関中にも合格しそうな気がするが、40もすぎて学力が伸びてどうするの、というか方向性間違ってるね。まぁ、さすがに孫の中学受験には関われないだろうから、この算数プリントも思い出として味わっておこう。