サピの漢字教材の「漢字の要」はSTEP1〜STEP3の3冊構成。でも大事なのはSTEP1だけで(多分)、STEP1でおおよその漢字はカバーできるらしい。子どもも塾で中等部(?)以外の学校はSTEP1だけでよろしい、というような説明があったと言っていた。
でも我が家は現在STEP3に取組中。中等部とは縁はありませんが、3冊完了は最初からの目標なので地道に日々こなしています。 ( ̄▽ ̄;)
STEP2,3の好きなところは、回答欄がテキストにあるので書き込んで丸つけができること。丸つけも子どもがするので、どれくらい出来ているかは私は基本的に知らない。でもたまにパラパラめくって中を覗くと、ツグオの頭の中が見えるようでこれがなかなか楽しい。こんな間違い方するんだ、とかこの言葉はハナから知らないから当て字できたな、とか。漢字が分からないというより言葉を知らないから漢字変換できないことって多いみたい。漢字力というよりは語彙力に難あり。6年生の冬にそんな事言っていていいはずはないけれど。
そして STEP2 には「入試問題に挑戦!」という章があって、学校名とともに実際に出題された問題が5題ずつ掲載されている。1ページ4校20題なのでささっと終わってやりやすい。
灘中には「父はハクランキョウキの人だ。」という出題があり、「灘中受験生のお父様だもの、そりゃ博覧強記でしょうよ。」とか勝手に納得したり。
開成中の問題の「文化勲章をコジしたノーベル賞作家」という出題に「ノーベル賞はもらったのに文化勲章を固辞するのはなぜだ?」と不思議に思ったり。(同じ思考回路のツグオは「文化勲章を誇示」と書いていて笑った。個人的には◯つけたい。)地味に面白い。
漢字の要は表紙に小6年生対象と書かれているけれど、漢字を覚えるのには理解力の成長を待つ必要もないだろうからもっと低学年からやっていたらよかったなー、と思ったりする。6年生になると漢字やってる時間があったら算数やりたくなるしね。熟語ひとつにしても成り立ちから調べる余裕も低学年ならあるだろうし。(単刀直入がなんで「短刀」ではなく「単刀」なのか、とか。)
でも4年生や5年生は別教材があったりするのかな?
そういえば、兄も中学受験の時に漢字の要3ステップやったのだけど、入試に出題されたものの一題は「たまたま前日、テレビの字幕スーパーで見た字」だったらしい。
何がどう功を奏すのか(奏さないのか)わからんね。┐( ̄ヘ ̄)┌ ヤレヤレ
漢字の要 STEP 3―中学入試/小6年生対象 入試実戦演習 (サピックスメソッド)
- 作者: SAPIX
- 出版社/メーカー: 代々木ライブラリー
- 発売日: 2011/09
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る