通勤途中、電車の窓横にカロリーメイトの広告を見つけた。
グラフィックはこれから入試会場に向かうのであろう凛とした村上虹郎君とそれを見守る母親のシルエット。
母は、がんばれとは言わない。
がんばれと言うかわりに、食事に気を使ってくれる。
八つ当たりを受け止めてくれる。
テレビの音を小さくして見てくれる。
そして、合格した時は、きっと自分以上に喜んでくれる。
だから、がんばろうと思う。
見せてやれ、底力。
朝から目頭が熱くなってしまった。
中学受験を決めてから10ヶ月、私がぎゃんぎゃんうるさくわめいたこともあった。不安から子供をなじるようなことも言ったかもしれない。我が家は特に受験準備期間が短いために子供の負荷も大きかったと思う。子供が直接、塾の先生から「相当の覚悟」を求められたこともあったらしい。
なんだかんだありながらも、ツグオはよくがんばっている。
最後のマンスリーでは今までで一番の成績だったし、最後の模試となる合格力SO4回目でも結果を出せた。
模試はなくなるけれど、SSの席次や過去問の出来で、成果は自覚できる。冬期講習や正月特訓を経て、さらには本番入試の中で、まだまだアウトプットの向上は続くはず。
何しろ球際の強さには自信ありだ。
↑ 帰りの電車では動画で泣いた。帰宅ラッシュの中、スマホ握りしめて泣いていたおばさんはワタシです。