サッカー少年よ、勉強しろ!

サッカー少年から一転、2017年中学受験に向けて勉強はじめたツグオの記録。兄ナガオはサッカー三昧。

カンニング考

カンニング、英語で言うとcheating。その昔「ザ・カンニング」って映画あったよな・・。まぁそんなことはどうでもいいとして。

以前からツグオが「カンニングされて嫌だ」ということを時々漏らしていた。カンニングって言葉を普通に使っていることに母はまずびっくりしたよ。いつの時代もなくならない永遠の問題なのね。

「君がカンニングしているのなら困るけれど、カンニングされる分には何も困らないでしょう。」と言い含めている。そはいえ気持ちのよいものではないのは確か。
勘違いということもあるし、カンニングと決めつけるのは早計では?と問うたところ、「だって小テスト中にオレの解答見て、『ああ、そうか~』的に頷いて自分の解答書き直してるんだよ。」とのこと。思わず吹いた。
カンニング氏、それはわかりやすすぎなので、できればもっとクールに決めていただきたい。さらに残念なお知らせとしては、ツグオの解答はカンニングするには値しない。。
「でもさ、ツグオの解答カンニングしたら(言いにくいが)あまりよい点数が取れないのでは?」
「そうなんだよ、そこが奴のすごいところで、自分で○つけの時は消しゴム使って答え書き換えてるんだよ。」
おお、それはカンニングではなくまさにチーティングですな。
気分はよくないものの、ツグオもその行為になんの意味もないことはわかっているのでさほど怒りもしない。墓穴掘ってるよ~、と心の中で叫んでいるといった状態か。
一方、カンニング氏の話を聞いた夫は「親が点数に固執していて、いい点とらないと晩飯も食べさせてもらえない家庭とかじゃないか?」と心配していた。まるでドラマだけれどそんな風に子供が追いつめられることってもしかしてあるのかもね。
私もついつい毎日の小テストや授業点の出来不出来を子供に問い質してしまうが、親としては「確認」程度のつもりでも子供にしてみれば「叱責」ととらえていてもおかしくない。6年生ともなると授業点で席次が変わったりクラス昇降があるので点数にセンシティブになってしまいがち。いかにうまくモチベーションにつなげられるかがミソだ。
子供を間違った方向に追い詰めないようにね、ワタシ。
カンニング氏も頑張れよ〜。