焦らず前向きにツグオの中学受験に取り組んでいるつもりでも、時々すごく不安になることがある。『秋には必ずアウトプットできて成果が目に見える』と信じる一方で『そんなに上手く行く訳なかろうよ。甘いんだよ、ボケ』ともう一人の自分に呪われそうになったりしている。
しかも、もともとが「勝ちたい体質」なので、中学受験の本質をややもすると見失いそうになる。目標に向かってロードマップを作って、一つずつ課題をこなしていくべきところを日々の授業でのクラス順だの席順だのが気になっていまう。(私が、ね。)
このまま成績も伸びず目標に達しなかったらどうしよう。そんな不安がふと頭をもたげるのだ。日中の最高気温が太陽の南中時より少しずれるように、努力の成果が現れるには時間がかかることは分かっているのに。
そんな風に「漠とした不安」に脅かされるときにいつも思い出すのがCOBRA 『カゲロウ山』登りの話。何十年も前に読んだ話なのに鮮明に記憶にあってことあるごとに思いだしている。(コレ、数人で山を登るんだけど、山の存在を信じられなくなった瞬間に山が消えてしまい、奈落に落ちてしまうという話。みんなどんどん山の存在を信じられなくなり一人減り二人減りして行く中で、コブラは確固たる足で山頂にたどり着く。なぜなら彼にとって山の存在なんて問題ではなく、山を登る明確な目的があったから。とにかく格好イイ話。amazonレビューの「信じる心」というレビューが秀逸な解説をしてくれている。)
中学受験はカゲロウ山を登っているような気分になる。
余談・・
毎日遅くまで勉強しはじめたツグオ。勉強後はハートチャートトレーニングという視力トレーニングも始めた!眼球のピント合わせ能力が凝り固まっているのでそれを回復させるトレーニングで、いうなれば目の筋トレみたいなものか?
視力が相当悪い私からすると相当「オエッ」となるトレーニングだけど、ツグオは地味に頑張っている。