さくらちゃんのママが、以前に紹介した「学力の経済学」を読みました、とコメントしてくださったので、嬉しくなって(調子にのって)私のバイブルを紹介します。
私は本は図書館派で、購入した本もよっぽどでないと書棚に保管しません。(ブックオフとかに持っていっちゃう。)そんな中で、この本はずーっとうちの書棚で私を見張っています。
10年程前に初めて手にしてから、今までに何回も読み返しました。本書の対象は就学前の子供だと思いますが、思春期前の子供達への対応としても十分通じるものがあると思います。
内容は勉強云々の話ではなく、もっと日常生活の人間性の話で、いうなれば「学力の経済学」の中でもその重要性が強調されている「非認知能力」を伸ばすことにつながるような話だと私は感じています。
本書の内容はとてもシンプルです。たとえば「どうしてそんなにだらしないの!?」と言わず「宿題を整理するためには何ができる?」と言うべきだ、といったことです。言われてみれば当たり前のことなのですが、どうしてか私もややもすると嫌味っぽい言い方になってしまうのです。相手を非難するような話し方は結局お互いが不快になるだけの結果しか生みませんからね。。。私たちは自分が育ったように子供に接してしまいますから、子供達ともっとよいコミュニケーションをとるためにはコミュニケーションを勉強する必要があると私は思うのです。
小さなお子さんがいらっしゃる方には参考になることが多いと思いますよ。中学受験生の親にはこんな本読んでいる余裕はないと思いますが・・
ただ問題はこれ、翻訳されたものなので日本語が少なからず読みにくかったりします。(^^;