サッカー少年よ、勉強しろ!

サッカー少年から一転、2017年中学受験に向けて勉強はじめたツグオの記録。兄ナガオはサッカー三昧。

字が綺麗とか下手とかの話。

子供の字が汚くて・・・という話をよく聞く。本人でさえ自分の書いた数字を読み違えるとか、回答欄に書いている字が下手すぎて読めない、とか。よく聞く。ツグオも「頭のイイ奴はみんな字が下手!」と言っている。

実際頭の回転の速い子は文字を書くスピードも速いので乱雑になりがちだと思う。だからか!ツグオは字がスゴく綺麗なんだよね。。いい事なのに微妙に敗北感が・・

それにね、綺麗な文字と正しい文字はちょっと違うんだよね。硬筆教室で身につけた独特の字形はいわゆる教科書体とは少し違う。たとえば「し」は起筆で真横に鉛筆を走らせて右斜め下に抜けるので「て」に見える。記述の先生からはツグオの文字は赤を入れられることも多い。当然ツグオ、それが気に入らない。

ツグオ「先生細かい!」

母「文脈で『し』か『て』かの区別はつくよね。好意的に採点してくれれば問題ないし、アラ探して採点するような学校はこちらからお断りだ!」

ナガオ「オレなんて、『や』と『か』の区別がつかないって言われてたぞ!」(←この人も硬筆教室の元生徒)

我が家では結局誰も字形を直す気なんてないわけで。(゚m゚*)プッ

でもさすがに0と6を見間違うのは困るので「ゼロは始点と終点をくっつけるように。」との指導はした。ツグオの場合これ以上の情報(いい加減な字を書く事でテストで点を落とすともったいない、とか、計算式の途中で読み間違えて失点する、とか)を与えると逆に意識が散漫になるので「始点と終点をくっつける」だけ言った。

そういえば、2014年の開成入試では「や」「ら」と「ヲ」の書き順が出題されて受験生の間で衝撃が走ったのを覚えている。(ちなみにうちの夫は「ヲ」の書き順間違った。私達が子供頃にならった書き順と今は違うんだよね。)

乱雑な字を書く男子諸君には「字形が整ってないと開成に合格しないぞ!」と言ってみると効果があるかも。ないかも。

 

余談・・

先日返却された「てんさく教室」(国語Bの記述を外部講師に添削してもらうモノ。総合評価は今回は☆4つでした。)の講評を読んでいたときのこと。

解答用紙に赤で書き込まれた講師の文字があまりに美しいので「本当に綺麗な字だよね〜」って思わずつぶやいたら「いや、時間がなかったから結構汚いと思うよ、ボクの字。」と隣にいたツグオが答えてくれました。

・・・。

さすが我が家のミスターポジティブ!