サッカー少年よ、勉強しろ!

サッカー少年から一転、2017年中学受験に向けて勉強はじめたツグオの記録。兄ナガオはサッカー三昧。

劣等感

先日、ツグオが初めて『劣等感』という言葉を知った、というような話をしていた。推するに、塾の国語の文章にでも出てきたのであろう。それにしてもそんな単純な言葉を知らないなんて母はいまさらながらに吃驚する。人間はそれを表現する語彙の数だけ感情があると言われているから・・・さすが、スーパーポジティブな男、『劣等感』なんて彼の感情には今まで存在しなかったというわけだ。

『優越感』は知ってた?と聞くと、それは知っていたという。むむ、普通そこは対で覚えるものじゃない?ツグオは「劣等感て優越感の逆の感情なんだよね。」とあまり実感はともなわない感じで話してる。私が12歳の頃は『劣等感』が人生最大のテーマだったりもしたけどね。劣等感の塊みたいだった。ソレ、もしかしたら私がこの世で一番嫌いな言葉かもしれないな。

知恵の実を食べてしまったツグオ。その言葉を知ってしまったからには彼にも『劣等感』が生まれるのかもしれない。

天真爛漫に、難しいことなんて考えずに、明るく楽しく生きて行って欲しいけどそんなこと不可能なんだよね。賢くなることは生きづらくなることかもしれない、とちょっと思ったりして。