社会の授業で年号168個覚える、というタスクがあり、年度はじめに年号カードなるものが配布された。兄ナガオの時には夏休みくらいに初めてテストがあったような記憶があるからずいぶん早いなぁ。覚える年号も150か160だったのでツグオの方が多い。その昔ナガオ用につくった年号記憶単語帳(表面に出来事、裏面に語呂合わせ)を使って覚えているのだが・・とうてい覚えきれる気がしない。。。
兄ナガオはこのテスト、全回満点だったのでどうやったら年号覚えられるのか聞いてみた。
答えは「覚えられるはずがなかろうよ、そんなもん。」とのこと。
覚えてなくてもテストで満点はとれるよ、なぜなら、年号の配置を覚えればいいから!
驚愕の事実だ。彼は出来事と年号を結びつけて覚えていたわけではなく、年号テストの一番右上の年号は何年、そこから1年刻みに10個、その後2年刻み、途中で5年とんで、みたいな覚え方をしていたのだとういう。それで毎回満点。テストでは出題の並び順がかわることはないので一回覚えれば何回やっても満点だ。
本人曰く、でもこれリスクがあって、どこかの回答欄が一個ずれると、その後は全滅するよ、とのこと。当時の社会の先生はそれは恐ろしい人だったので彼も細心の注意を払っていたに違いない。努力の方向性をやや間違っているあたり、さすが私の子だ。
ツグオはやっと明治あたりまでふわっと覚えているけれど最終的にはナガオの手法でテストを乗り切ることになりそうだ。
それに、実際の入試でダイレクトに年号を答えることなんてないから、大きなエポックの年号とその付近の出来事を並び順を記憶しておくのが要だと思う。という意味では年号は一覧で覚えるべきだね、やっぱり。
ツグオは年号記憶ですでに青色吐息だが、夏には恐怖のデータバンクが待っている。データバンクの記憶量ときたら・・これはまだツグオには内緒にしておこう。