最近「ツグオ君背が高くなったね!」と声をかけられることが多い。確かに毎日一緒にいる私が気づくほどツグオの成長は著しくなっている。小学5年生ともなれば早い子は成長期に入るので当たり前といえば当たり前なんだけど、母は少なからず寂しい。長男は早く成長しろ、自立しろと育てたが、末っ子にはいつまでも幼い赤ちゃんでいて欲しいものなのだ。
それにね、成長期はできるだけ遅く来た方が最終的な体格が大きくなるというよ。中学生くらいでグンと体が大きくなるのが理想かな。
そしてもうひとつ。急激な成長期で私が心配しているのがクラムジーなるもの。体の成長に感覚がついていけなくて突然サッカーが下手になるという現象だ。(サッカーに限るわけではくて、ジュニアアスリート全般に起きる現象。)
兄ナガオの体が大きくなり始めたのも小学5年生の夏の頃だった。それまではどちらかというと小柄で、緩急のある動きが特徴的だった子が、いつからかバタバタと鈍臭い動きをするようになったのだ。走ると手足の重みに体が振られるのでバタバタしているように見える。キックもボールに変な回転がかかったり自分の足なのにコントロールが上手くできない。。
あの時は本当にびっくりしたっけな。うちの子あんなにサッカー下手だった?って。
コーチに「半年くらいすれば慣れて元どおりになるよ」と言われ、下手なりにサッカーを続け、なんとかバタバタ感が消えたのは6年生の秋頃だった。
ツグオが兄と同じになるとは限らないが、兄弟なだけに成長過程が似る可能性は高い。急激な成長で感覚のバランスが崩れてしまうのはもう仕方ないので、せめて少しでもバタバタしないよう体幹を鍛えるのがいいかもね。
体が大きいことはサッカーでは強みになるけれど、成長期には意外な敵が潜んでたりもする。。