サッカー少年よ、勉強しろ!

サッカー少年から一転、2017年中学受験に向けて勉強はじめたツグオの記録。兄ナガオはサッカー三昧。

サッカーの進路を考える。部活なのかクラブチームなのか。

最近、小学生のツグオのサッカー進路のことについて漠然と考えを巡らせている。中学に入ったらどこのチームでサッカーをするのか。

コーチ陣にも「これからどこでどんなサッカーをやるのか、何を目標にするのかもう少し意識して欲しい」と言われている。一年なんてあっという間だし、U-12になるとさらに忙しくなるから今のうちから常にアンテナをはっておくべきだ。しっかりとした目標があれば練習の仕方だって変わるだろうし。今のところ当の本人はなんとなくクラブチームでサッカーを続けるかな〜、くらいに考えている模様。

たしかに個の育成を考えたらクラブチームの方が断然いいと私も思う。現ジュニアユースのナガオの対戦相手で見る限りでは中学部活のコーチって何言ってるかわらないくらい怒鳴ってばかりいる人が多い。(もちろん全部のコーチが、というつもりはないけどそういう傾向はあると思う。)チームとして強くなったとしても個人の技術やサッカー理解が向上するにはクラブチームの指導の方が適しているように思うんだよね。

しかし、一方で生活全体を考えるとクラブチームより学校の部活の方が断然都合がいいなぁとも感じる。学校の定期試験だとか、行事だとか、そういったものはクラブチームはあまり考慮してくれない。部活なら試験前には活動が停止になるし、大会時には公欠扱いにもしてくれる。(クラブチーム所属の兄ナガオは試験前日の夜中に遠征から帰ってくるなんて悲惨な事態がおきている。)高校受験をするなら部活動は内申点に影響するし、中学生の友人関係は部活が軸になることが多い。活動の場が学校というのも至極便利だ。

グラウンドが遠いクラブチームに通う子供達は帰宅が夜11時になる、なんていうのも珍しくないという。そうなると自宅での勉強なんて絶望的にならないか?

第一だ、クラブチームはちょっとした私立中学に行かせるくらいお金がかかる!Jの下部ならスポンサーもいるしお金もかからないかもしれないけど(練習後に食事が提供される話はサッカーママたちの憧れ!)、普通の(?)クラブチームはユニフォーム代やら活動費やら遠征費やらが結構な金額になるのだ。私もときどき計算して「やっぱ計算するのやめよう・・」ってなってるよ。^^;

才能あふれるサッカー少年ならJの下部を目指すところだろう。しかし親のひいき目で見てもツグオはそんなレベルにはない。運がよければもしかして強豪クラブチームに入れるかもしれないけれど・・・遠いグラウンドはやっぱり避けたいかな。

 

母の結論としては県リーグに参加するレベルにある中学部活あたりがよいのかな、と思う。クラブチームからお誘いがあれば心揺れると思うけど、今のところジュニアユースのセレクションは受けないつもり。(←子供の意思は一切考慮してない)

U-11でのツグオの活躍次第では別の道が開けるかも、だけどね。

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