サッカー少年よ、勉強しろ!

サッカー少年から一転、2017年中学受験に向けて勉強はじめたツグオの記録。兄ナガオはサッカー三昧。

ゴールデンエイジ。今もこれからも。

数年前の日記。

小学5年生の息子ナガオの将来の夢は相変わらず「プロサッカー選手」でサッカーに明け暮れる日を送っていた。
母親の私は「本当にこれでいいんかい?」と毎日思いながらも、「ゴールデンエイジ」という呪詛のような言葉に縛られ息子のサッカー生活を見守っていた。
ゴールデンエイジ。小学校高学年の時期は神経系の成長が著しく、即時習得ができるという魔法の時間があるという。しかも一度習得した技能は一生なくならないというのだからスポーツ少年たちには本当に大切な時期なのだ。

当時の私はゴールデンエイジとは本当にかけがえのない絶対に失敗できない時期だと思っていた。ここで失敗したら取り返しがつかない。この子の人生のために今最良の選択をしなければ!みたいな。でも当時のナガオは怪我が多かったり体のバランスがおかしくなったりして焦ることも多かったっけな。(主に親が。)

でも今にして思うとナガオの10歳から12歳にかけてが特にゴールデンだった感じはあまりない。彼の場合中学入ってからのほうがサッカーの上達もメンタルの充実も格段に上をいってる。当時の私は小学生相手に何をそんなにやいやい言っていたのかと思うくらいだ。

その経験から小学生のツグオのサッカーにはあまり負荷をかけようとは思わないかも。「サッカーが楽しい」だから「もっと上手くなりたい」と思ってくれれば十分かな。

子供達の成長は千差万別、ゴールデンエイジが本当だとしてもそれがいつかなんて子供それぞれだし。

しいていえば毎日がゴールデン。弟ツグオは兄より成長がゆっくりだからこれからが更に楽しみだ。

 

(おまけの話)

中学2年生になったナガオの将来の夢はやっぱり「プロサッカー選手」。でも他にも就きたい職業ができました。一方、小学5年生のツグオは「プロサッカー選手」一本です。